最近、どうして私たち夫婦が
こんなにも夫婦円満なのか(笑)、
ちょっと考えてみる機会がありまして…
「話し合いが出来る関係を構築することかなぁ?」
「ありがとうをしっかり言うこと!」
「一緒に朝、お散歩をすること~」
などなど、いろんな秘訣が出てきたのですが、
その中でも特に、
「あ、これ大事かも!」
と思ったことがありました。
それは、
夫婦で同じ本を読む
という事です…!
夫婦で同じ本を読む。
それは、小説などでも素敵ですが、
この場合、主に実用書のことです。
一体どうしてそれが夫婦円満になるのか…!?
ということで、今日は夫婦で読書について、
お話をしようと思います♪
本との出会いはタイミングが大事
まずそもそも…
本題からは少し話が逸れますが私には、
ある本が自分の知見を深めてくれるかは
出会った時の人生のタイミングによって決まる。
という持論があります。
それはどういうことなのかというと、
例えば、当然のことなのですが、
私たちは本屋に行ったとき、基本的に、
今、自分が興味ある本しか
手に取らないですよね。
たまに気まぐれで難しそうな売れている本を
ぱらぱらと見ることはあっても、それを
「最高に興味ある!絶対読み切るぞ!」
と思って買うことって、
あんまり無いと思います(笑)
でも、ここからが大事で、
今日そうして興味が無かった本は
一生そうなのかというとそうではなく、
実はほんの少し、
出会うタイミングや考え方が違えば、
もしかしたらその一冊がいつか
私たちの人生で特別な本になる可能性がある
と私は思っているということです。
今は人生のバイブルでも
実例を見てみましょう!
例えば、私の大好きな本に、
「食品の裏側」という本があります。
これは食品添加物について
書かれている本なのですが、
私が20代後半の時に初めて読んで
「食品添加物って危ないんだ…!」
と感銘を受けた一冊で、
人生のバイブルとなりました(笑)
しかし、そんな私でも…
この本をもし、
”20歳の頃の私”が本屋で見つけたとしたら、
残念ながら、きっと
手に取ることは無かったと思います。
なぜならその頃の私は、
自分の健康や食事に一つも興味が無く、
むしろ、食品添加物を避けている母を見て、
「食品添加物なんて国の基準満たしてるから、
安全に決まってるのに。アホらし。」
と思っていたような子供だったからです…(笑)
なのに、それから7~8年後の自分は、
「健康って素敵!食べ物について学びたい!」
とまるで考えが180度変わっていて。
だから、この本を手に取ることが出来たし、
楽しく学ぶことが出来ました。
このように、
私たちの価値観は日々、変わっていきます。
だからその、変わっていく価値観の中の、
どのタイミングで本と出合うかによって、
自分の視野を広げてくれる本になるのか
そうでないのか。が決まると考えています。
健康に興味のない20歳の頃の私が読めば、
「役に立たない本だった」で終わる本も、
健康に目覚め始めた30歳目前の私が読めば、
「人生のバイブルだ!」と興奮する。
そういうことが、本との出会いには多々あるのです。
夫婦一緒に知見を深めること
本題に入ります。
私は夫婦で同じ本を読む、
ということは、
それぞれの価値観を足並み揃えて
変化させることが出来る
ので、これこそまさに!
夫婦円満の秘訣の一つだと思っています。
まずそもそも、
同じ本を一緒に読めるってこと自体、
すでに凄いことだと思います…!
何故なら、同じ本に興味があるということは、
既にお互いの価値観が
かなり似通っているということだから。
例えば、先ほどから何度も出ている
「食品の裏側」という本をまた例に出しますと、
この本は私たち夫婦にとって、お互いに知見を
深めることが出来た一冊なのですが、
これは私が夫に勧めたところから始まります。
あまりに興味深かったので、
夫にもぜひ読んで!と勧めたところ、
「分かった」
といって夫はその本を受け取ってくれました。
…受け取ってくれた!ということは、
この時点で、すでに私たち夫婦の価値観は近い
と言えると思うのです。
何故なら、もし夫が健康や食に
何一つ興味が無かったら、
その本を受け取ってくれさえ
しなかったはずだからです。
もしくは、受け取ってくれても、
永遠にページを開いてくれることが無い…
という事態に陥っていたかもしれません(笑)
でも夫は違いました。
本を受け取って、ちゃんと読んでくれました。
しかもさらに、そのうえで、
「今まで偽物の調味料を使ってたのは衝撃だった。」
と、食に対する知見を深めてくれました。
結果、この本を一緒に読んだことで、
私たちは似た価値観から、
さらにもっと尖った
その先の価値観へ、
一緒に歩むことが出来ました。
なので今では、
一緒にスーパーへ出かければ、
一緒に食品のパッケージの裏側を見て、
「良くないねえ(笑)」
なんて言い合いながら、
添加物を避けるようになりました。
これはなにも、夫が優しくて、
私に合わせてくれたからではありません。
(もちろん優しいですけれども(笑))
くり返しになりますが、
お互いに、そもそも”健康への意識”という
土台(似た価値観)があった状態に、
新しく入ってきた「食品の裏側」という本によって、
私たちはさらに深いその先にある
新しい価値観を形成することができた。
だからこそ、
私たちはなんの衝突もなく、
自分たちの生活を
一緒に変えていくことが出来たのです。
無駄な衝突を避けられる
ちなみに…先ほど私は直前に、
”なんの衝突もなく”と書きました。
実はこれこそが、
夫婦読書を勧める一番のポイントでして…!
例えば、もしこれが、
私しかこの本を読んでいなくて、
ある日突然、
「調味料を全部買い換えたい」
「しょうゆはこの1000円近いやつを買うの!」
「あともうカップラーメンは食べないで!!!!」
と夫に強要したとしたら、
「え…なんでそんな必要があるん?」
と怪訝な顔をされていたに違いありません(笑)
「嫌や。カップラーメン美味しいやん」
ともはや、跳ね返されていたでしょう…(笑)
でもそうはなりませんでした。
なぜならまたまた繰り返しになりますが、
私たちは同じ時期に、同じように
価値観を鋭くとがらせることが出来たからです。
だからこそ、だれからの強要も無く、
「調味料買い換えよっか」
「カップラーメン買うのは控えよっか」
と、二人の意見が自然と一致したのです。
これぞ!円満、円満(笑)
夫婦で同じ本に共感できるようになるには…
さて…
それではまたここで、冒頭のお話に戻ります。
冒頭では、
”その本が知見を広げてくれるかは
出会いのタイミングが大事”
とお伝えしましたが、
私たちのように、夫婦一緒に同じ本を読んで
足並み揃えて価値観を更新したいなら、
普段から、
夫婦一緒にその本から知見を深められるだけの
土台づくりをしておくことが大切になります。
先ほど、私は「食品の裏側」を読む前に、
お互い”健康への土台があった”
とお話しましたが…
それも実はこの時までに、
同じ本を一緒に読んで、
価値観の足並みが揃っていたからこそなのです。
例えば、
「人生を変えるモーニングメソッド」とか、
「眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話」とか、
「整う最強のファスティング」…などなど、
私たちはこういう
”健康を意識した本”を色々と読んで、
長い夫婦生活を経て、
一緒にステップアップをしてきました。
そしてお互い押し付けることもなく、自然と
「タンパク質って大事!」
「間食って身体によくないね!」
「朝の時間を大事にしたい!」
と思うようになり…
一緒に生活の中に健康への配慮を、
取り入れてこれたのです。
だから、こういう、
”これまでの積み重ね”があったからこそ、
「食品の裏側」もスッと私たちの頭の中に
入り込むことが出来たというわけなのです。
これが、健康の土台が無ければ、
読み終わったあとでも二人とも、
「…ふーん…。でもまぁ、別にいっか」
で終わっていたに違いありません(笑)

そうなんかなぁ?
土台がなくても、二人が元々、
意識高いからちゃうの?
と言われそうですが、それは全く違います。
昔のYouTubeを見てみると、
自分でも仰天するほど、
私たちは健康に無頓着です(笑)
意識のカケラも感じられません(笑)
長い時間をかけて、いろんな本を読んで
いろんな価値観に触れて、刺激されてきたからこそ、
新しい本を素直に読めるようになる。
知見を深めることが出来る。
つまり、冒頭でお伝えした”タイミング”とは、
自分で意図的に作れるということです。
いろんな本を読んで知見を深めれば深めるほど、
いろんな本に出会える=タイミングが合う
というわけです。
言いかえれば、
タイミングが合わない本というのは、
現時点での私たちの価値観と
かなりかけ離れているか、
もしくは一生必要のない情報が載っている本
だという事です。
冒頭の話をお読みいただいたとき、
「どうしてゆみさんは20歳の頃から変わって
健康に気をつかえるようになったの?」
「どうして急に興味を持って
健康に関する本を読めるようになったの?」
と疑問に思われたかもしれませんが、
それは、私がいろんな本を読んで、
健康への土台作り…
つまり、その本と出合うタイミング
(その本を読んで吸収できるだけの価値観)
を作れていたから、です。
私が全く本を読まず、また、
その他でも知見を広げる努力をしていなければ、
今も昔のままの食生活だったと思います。
とはいえ…もしかしたら、
本を読まなくたって、
身近な人が健康を害したとか、
子供が出来たとか、
そういう人生の出来事によって、
健康に興味が出る”タイミング”が
強制的に訪れていたかもしれません。
もちろん、それもまた、
本との出会いのタイミングに違いありません。
でも、私は人生の出来事を待っているよりも、
本を読むことで知見を広げるタイミングが
自分で作れるなら、
どんどん作り出しておきたいと思います…!
そうしたほうがきっと人生が豊かになるに違いないし、
それが夫と一緒だったらもっともっと素晴らしい。
と思うから。
だって、
高め合える夫婦って素敵じゃないですか…♪
ということで、
毎度ながらまた長くなりました(笑)
本日は、夫婦一緒に読書が円満の秘訣の一つ、
というお話をしてみました!
夫婦一緒にいろんな本を読んでみて、
いろんな分野で足並みを揃えて
成長していくというのは、
いろんな本との出会いにもつながるし、
人間的にも成長するし、
夫婦円満にもつながるしで、
良い事づくしです!
なのでぜひ、
最初は興味が無かった分野でも、
楽しく読めるものがあったら読んでみてくださいね。
(ちなみにポイントは楽しいと感じること!です。
楽しくない本は、今は読むべきタイミングでは
無いということです。無理に読まなくてOK!)
きっと夫婦一緒に
ステップアップできる機会になるはずです。
ということで、ぜひ今度の休日は
ご夫婦で一緒にブックカフェにでも行って、
一緒に読書デートなんてしてみては…
いかがでしょうか(^^♪
ほなほな~!