たくさんの人に囲まれる才能を、持たない自分の働き方

先日、”手のひらの音符”という、
小説を読みました。

著:陽子, 藤岡
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この小説の中で、

小学生になったばかりの
男の子(悠人)がどうしても

ドッチボールの球をとれない、
というくだりがありまして…。

周りはそんな悠人を、
情けない。イライラさせるやつだ。

と批判するのですが、そんな中、
その悠人の兄だけは、

「ボールは受けんでええ。
逃げるのが悠人の闘いかたや。」

と、悠人を励ますのでした。

「兄ちゃん、逃げるって、
そんなやり方じゃなめられるで」

と、周りが否定しても、

「人によって、
闘い方はそれぞれ違うんや。」

「だから、自分の闘い方を探して
実行したらええねん」

と、兄は言ったのでした。


このシーン、読んでいるときは
あまり意識せずに読んでいたのですが、

年末年始…私は、この、

「自分の闘い方を探して
実行したらええねん」

という一言を、なんども頻繁に
思い出す出来事がありました。

例えば、それは年末のこと。

夫が久しぶりに高校の時の
友人に会ってきた日…

家に帰るなり、

「あの友達な、
派遣会社の社長になっとったわ」

と嬉しそうに私に
報告してきたことがあります。

「その会社もな、最初は軽いノリで、
みんなでやってみよーぜ!
って感じではじめたんやって。」

「でもそれが気づいたら、
何十人も社員がいる会社に
なっとったらしい。」

と、興奮さめやらぬようです。

「へーそれはすごいな!」

と感心しながら聞いていると、

「でも、昔からそういうやつやった。
あいつはほんま、人を巻き込むのが、
すごいうまかったんよなぁ」

と夫は、懐かしむように言ったのでした。





さらにもう一つ、

年末に、私が会社員時代の
先輩に会ったときのこと。

彼女はシングルマザーでありながらも
会社から独立し、

今年は会社員時代の3倍、
ひとりで稼いだ!とのことでした。

仕事内容も多岐にわたり、
関わる人も大勢いるようだったので、

「どうやってそんなにお仕事、
見つけたんですか?」

と聞いてみると、

「この仕事はな、知り合いの社長が
一緒にやろって言ってくれて」

「あ、でも別の仕事は、
知り合いのOEMの会社があって、
そこにお願いしたり」

「ほんで、これからやる仕事は
たまたまクライアントの友人が
一緒にやることなったりな」

「あと別の案件は…」

と、わけが分からないほど、
たくさんの登場人物が…!

私はこの2つの事を体験して、
あることを閃(ひらめ)きました。

それは、

人とチームを組んで仕事をするのが好きで、

更にそれをビジネスにまで
発展させることができる人というのは、

ビジネス関係なく
いつでもたくさんの人に囲まれている人だ、
ということです。

そして、残念ながら私は、
彼ら彼女たちのようにはなれない人間なのだ。

というのを、
この年末年始に大いに理解しました。

というのも、かつて、
半年前ほどでしょうか。

実は私…いっとき、

ペットの無添加フードづくりに、
猛烈に取り組みたい!と、

考えたことがありました。

しかし、
考えたもののどうしたらいいのか、
全く見当もつかない(笑)

フードづくりはおろか、
ペットに詳しい人すら思い浮かばない。

身の回りで商品を作っている人もいない。

人脈は、さっぱりゼロでした。

それで、あきらめてしまったんです。

しかし、もし私が真に、
この仕事に向いていたとしたら…?

つまり、人と連携して、
何かを作り上げることをビジネスとして
展開できるような人間だったとしたら。

「やりたい!」と考えた時点で、

絶対に相談できる人がすでに、
周りにいたはずなんです。

これを人と仕事をすることが
真に向いている人たちに会って感じました。

私はあの時、

フードを作りたい。

でも、誰に相談したらいいんだろう、
検討もつかない!

と悩みました。

けれども、人を巻き込んで
仕事をするのが得意な人は、

こうはなりません。

そういう方は誰かと話している最中にふと、

「あ、それだったら◎◎さん紹介できるかも」

とか、

「私と一緒にやる!?」

という話が、
するするっと舞い込んでくるのです。

つまり、もうすでにいつでも仕事を
はじめられるだけの基盤(人脈)があるので、

私のようにこんなことしたい!
と思ってから、

必死で人脈を広げていくような
人たちではないのですね…(^^;





では、私のように、

人脈が無いタイプの人間は、
ダメ人間なのでしょうか。

というと、実はそうではありません。

ここで、あの小説の一文を
思い出してみてください。

「自分の闘い方を探して
実行したらええねん」

という一言。

私は人脈がなくて、
人の上に立つことができないからダメ。

みっともない。
という事じゃないんですね。

単に、そういうことは、
私には向いてないんだ。

ただ、それだけだけが分かった。

という以上、何でもないんです。

実は年始に、
クリエイターのお友達たちと
新年会と称し飲みに行ったのですが、

そこで元々は同じくYouTuberとして
活動していたご夫婦と会いました。

何度かお会いしたことがあるご夫婦なのですが、
今ではYouTuberというより、

もはや「経営者」とよんだほうが
しっくりくるんじゃ?というほど、

たくさんの仲間に囲まれ、
仕事自体も激変していました。

しかし確かに、思い返せば、
彼らの周りにはいつも”人”がいました。

それを考えると、彼らは、
一人(一組)でもくもくお仕事するよりも、

大勢を巻き込んでするほうが、
性に合っていたのでしょう。

仕事のことを話す彼らは、
”個人クリエイター”として活動していた時よりも、

人と一緒に仕事をしている今の方が、
遥かに輝いて見えました。

もしこの時、私が、自分の闘い方を
ちゃんと自分で分かっていなければ、

正直、夫の友人や先輩、
そしてこのご夫婦の話を聞いたとき、

羨ましいなぁって、

「私にもそんな才能あればなぁ…」
って、すこしだけ、

嫉妬していたかもしれません。

でも実際は、1ミリだってそんなこと、
考えなかった!

代わりに、
あの言葉が頭の中に響きました。

「自分の闘い方を探して
実行したらええねん」

たくさんの人に囲まれる才能を、
私は残念ながら持ちえませんでした。

でも、だからこそ、

私は今後、人と一切チームを
組まなくても良い仕事を、

本業にするって決めました。

それが、私がクリエイター業や
不動産投資家や株式投資家を選んだ理由です。

反対に、この手の仕事はもしかしたら、
人が寄ってくるタイプの方には、

ひとりでPCに向かいあい、
黙々と仕事をこなしていく…

という地味な仕事なので、
やりたくてもやってらんない!
と思われるお仕事かもしれませんね。

でも私には最高の仕事です。

何故ならこれが私の闘い方だから。

昔、誰かが、

「結局金を稼ぐやつは、
人の上に立ってまとめるやつなんよ」

と言っていたことを思い出します。

たしかに、それには同感です。

役職につけば、お給料はどんどん
アップしていきますから。

けれども、今は、その言葉の前には

※組織に属した場合の稼ぎ方に至っては

という注意書きが入るな、と思います。

稼ぎ方って、無限大なんです。

だから、
働き方を、だれかと比べる必要は無い。

誰かと張り合う必要も無い。

むしろ、自分の闘い方を、

自分で理解する方が、
もっと大事だと思います。

私は、私の闘い方で、生きる。

そんなことを考えた、
年末年始なのでした。

みなさんは、

自分の闘い方、知ってますか?

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