おすすめの投資信託は?初心者でも失敗しない銘柄選びのコツ!

こんにちは!

今日は投資信託を
はじめてみたいけど、

何に投資するのがオススメ?
どんな銘柄を選んだらいい?

とお困りの方へ。

元銀行員 兼 現役投資家でもある私が、

他では紹介されていない
【本気の投資信託選びのコツ】
をお伝えしたいと思います!

投資初心者の方でも分かるよう、
簡単に書いてみたので、

ぜひ参考にしてくださいね(^^♪

目次

【結論】重要なのは他の購入者と信頼!

さて、それではさっそく、
最初に結論を申し上げますと…

投資信託を選ぶ際は、

  1. ほかの購入者も長期投資を前提としているか
  2. 運用会社そのものを信頼できるか

というこの2点を、
重視して頂きたいと思います!

どういうことなのか、これから理由を
わかりやすく解説していきますね。

短期売買を繰り返す購入者が多い投資信託は×

まずは理由①の

「ほかの購入者も長期投資を前提としているか」
って何?

というところからお話します。

投資信託の仕組みって?

そもそも投資信託というのは、
とても簡単に説明すると

「投資をしたい!」

と思った人たちが
投資信託を販売している運用会社に

みんなでお金を預けるところから
はじまります。

そして運用会社は
その預かったお金を軍資金として、

投資先を選び、
みんなのお金を投資して増やしていく…

というもの。

なのでひとことでいえば、

自分のお金の資産運用を、
プロに預けて任せちゃおう!

というイメージなのですが…

実はその運用会社の軍資金となる、

”預かったお金の量”がいつも安定しているか
というところこそ、

今回のポイントとなってきます。

たそ

預かったお金の量が安定しているか?
ってどういうこと??

分かりやすいように、
ある一例を出しますね。

資金が一気に減ってしまうと不安定になる

例えば、

AさんとBさんがいたとして、
2人だけの投資信託があったとします。

(この設定も十分ありえないですが(笑)、
以下は分かりやすく信託報酬等の細かい
コストの話ははぶいています。)

AさんとBさんは、
それぞれ100万円ずつ出し合い、

運用会社には、投資の元手となる
資金200万円があつまりました。

運用会社は早速資産運用を開始するため、

その200万円を
さまざまな投資先に振り分けました。

その際、あらかじめ決めておいた
投資の枠組み…

つまり株と債券などの割合を
(ポートフォリオと言います)

200万円に合わせて調整し、

バランスの良い投資を
始めることが出来ました。

結果、最初は投資がうまくいき、
順調に資金は増えていきました。

しかし…

そのうち不景気が訪れ、

ある日、もともと200万円あった資金は、
一気に150万円に目減りしてしまいました。

世間はこの大暴落に、慌てふためいています。

ただ、このとき、
冷静なAさんはこう考えました。

「減っちゃったけど、
元々長期で投資するつもりだったし…」

「預けた100万円は今、別に必要ないから
ここで辞めずに自分は投資を続けよう。

「むしろ買い増ししても
いいチャンスかもしれないな…!」

一方、Bさんはこう考えました。

「投資をしたら
お金が増えると聞いていたのに!
減っちゃうなんて聞いてないよ!!」

連日テレビでも怖い報道ばっかりだし…
もう投資なんて嫌だ!お金返して!!」

そこでBさんは、

運用会社にお金を返してもらうよう
急きょ、申し込みを入れたのでした。

運用会社はそれを聞いて、慌てます。

「えぇー!
長期運用するって言ってたのに…!
もう解約しちゃうの?!」

と(笑)

「Bさんの資金は、今後何十年もあると思って、
投資先を選んだのに…どうしよう…」

けれども、Bさんが返してというので、
どうしようもありません。

Bさんの申し込みを受け、

運用会社はBさんから預かって
運用していた資金75万円を、

さまざまな投資先から撤退(売却)させ、
Bさんへとお返ししました。

結果…運用できる資金が
一気に半分も減ってしまったその運営会社は、

投資のバランスが大きく崩れてしまい、

ガクンと運用パフォーマンスが
落ちてしまったのでした。

これではせっかく長期投資を
しようと思っていたAさんも、

うだつの上がらないこの運営会社の
パフォーマンスを見て、

「うーん。この運用会社と長期のお付き合いで
本当に良かったんだろうか…」

と不安を感じはじめたのでした…。

資金が安定している会社にしよう

…という、割と悲しい
お話をお読みいただきました(笑)

このお話で私が何を
お伝えしたかったのかといえば、

要するに、このように
運用する資金が急激に動くということは、

運用会社の資産運用パフォーマンスにも
ダイレクトに影響を及ぼしてしまう!

ということです。

ですから、私たちが
投資信託を選ぶときには、

一緒に投資している他のみんなも
Aさんのように、

しっかりと
長期投資を考えているのか?

市場が大きく下落しても、
慌てない人たちなのか?

というのをきちんと、
考えた上で選ばなくてはならないのです。

それを確認せず、Bさんのような、

短期売買を繰り返す人ばかりが
購入者の投資信託を買ってしまうと、

運用会社の資金がいつも安定せず、

結果、不安定な運用パフォーマンスしか
出来ない投資信託と、

長期的なお付き合いを
する羽目になってしまうのです。

たそ

なるほどなぁ…
でも、こんなことって実際あるの?

と思われたかもしれませんが、
実はこれ、本当にあったお話なのです。

ひふみ投信の不運

皆様は”ひふみプラス”という大人気の
投資信託をご存知でしょうか?

そして、その投資信託にとてつもない
不運があったことも、ご存知でしょうか…?

実はこの投資信託、
一時期とあるテレビ番組で

「これを買えば儲かる!」

というような紹介をされてしまい、
結果、

「儲けたーい!」

というミーハーな購入者ばかりが
どっと増えてしまった銘柄なのです。

そうしてまず、テレビの影響で
”運用できる実力以上の資金”が

【急激に集まってしまった】せいで
その日を境に、

ひふみプラスはやや混乱状態となってしまい、

運用パフォーマンスがそれまでと比べると、
一時的に落ちてしまいました。

するとその次に、何が起きたかというと、

「あれ?聞いてたより全然、儲からないじゃん」
と思ったミーハーな人たちは、

「もうひふみプラスいいや」
と、

一斉に資金を引きあげはじめたのです(笑)

一気に資金流入が増え、混乱しながらも
運用を頑張っていたのに、

その矢先、次は一気に資金を
大量に引き上げられたひふみプラス。

もはや地獄です…(^^;

下記のグラフ、
純資産の推移ではこの一連の流れが
グラフの数値となって表れています。

純資産の割合(薄ピンクの部分)を
見てみてください。

交付目論見書より引用

グラフを見てみると、16年10月以降、
ある日を境に急激に増えたかと思うと、

現在は右肩下がりになっているのが
お分かりいただけますでしょうか。

つまりあの時、急激に増えた人たちは
やはり目先の利益ばかりを追う人たちで、

結局長期投資を続けず退場していった
ということがこのグラフからは分かります。

まとめ

つまりここまでをまとめると、

短期売買を繰り返す購入者が
多い投資信託では、

資金が安定せず、結果、

安定した資産運用が出来ない
という事態に陥る可能性が高い。

というお話をしました。

だからこそ結論としては、

投資信託の運用会社を選ぶ際は
例のAさんのように、

下落相場でも動じない

”長期投資をする!としっかり決めて
それを守れる購入者”

が多い投資信託先を選ぶべきなのです。

そちらの方が安定した運用が出来ますし、

長期のパートナーとしてより、
安心できますからね…(^^♪

長期目線の購入者が多い投資信託はコレだ…!

といっても、

たそ

そんなことが実現されている
投資信託なんてあるの…?

と思われたかもしれません。
それが、

なんとあるのです…!(笑)

ズバリ!セゾン投信です。

いそがないで歩く、に共感した人たち

セゾン投信、たぶん名前くらいは
ご存知の方が多いのではないでしょうか?

この投資信託は、

「いそがないで歩こう」

というスローガンのもと
設立された投資信託で、まさに、

この”ゆっくりコツコツ”の考え方に
共感した購入者がとっても多いのです。

たそ

そんなことどうやったら分かるん?

それはセゾンの純資産(薄い青)のグラフを
ご覧いただければ、お分かりいただけます。

目論見書から引用

どうでしょうか?

設立以来、純資産はこれまで
ずーっと右肩あがりを維持しているのが
お分かりいただけると思います…!

何故このようなことが実現できるのか?
それは繰り返しになりますが、

セゾン投信の購入者の方ほとんどが、

”いそがないで、ゆっくりコツコツ”
を守っていらっしゃるからです。

Bさんのように、
「相場が落ちた!もう投資やめよう!」
と慌てる方が、少ないという証拠。





ということはつまり、

セゾン投信では
市場の急落が起きた場合でも

購入者のリテラシーが高いため
純資産が減りにくく、

安定した運用が見込める可能性が高いのです。

これは長期投資をお任せする上では、

最も重視したい点。といっても
過言ではありませんよね…!

世界経済が悪化したときでも大丈夫なのか

そして先ほど、
「市場の急落が起きた場合でも」と
さらっと書きましたが、

実はたった今。

今現在、世界経済はその危機に直面している、
ということはご存知でしたでしょうか…(^^;

実は世界経済はバブル崩壊直前

日本は全然景気が良くないので
そんな気配すらしなかったと思いますが、

実は世界経済はバブル崩壊しかけている…
というのが直近の経済事情となります。

どういうことなのか
とても簡単に説明すると、

実はコロナなどの影響により、
ここ数年、世界ではお金がたくさん
あまっていました。

ただ、あまっていたといっても
それは私たちには巡ってこず、

悲しいことに銀行がたくさん
持っていただけです…(^^;

(なので金余りと聞いても「そうなん?」と
実感がわかないのは当然です(笑))

銀行は、その余ったお金を
とりあえず資産運用にまわしました。

資産運用…つまり、株や債券を買ったのです。

そうしてたくさん株が買われた結果、

現在の株価は実体経済から
大きくかけ離れて上昇してしまいました。

そしてコロナも落ち着いてきた最近では、

政府は以前、ばらまいたお金を
そろそろ回収する方向へと動き始めています。

そうなるとどうなるか…

想像してみると、
もうお分かりいただけるかと思います。

余ったお金が株につぎ込まれた。
そのお金が回収される…ということは、

株価は上昇するなんて
楽観的なこと、言えないのです。

最悪の場合、
株価が暴落する可能性だって
今は十分にあるのです。

たそ

えぇ…怖くなってきた…

そうなんです。

なのに誰もそんなこと、
教えてくれないですよね(^^;

その運用会社に信念はあるか

だからこそ、繰り返しになりますが

  • 購入者が下落相場でも落ち着いている

というのは、
バブル崩壊しかけのたった今だからこそ、

特に重視していただきたいことなのです。

そしてその傾向が強いのがセゾン投信、
というわけなのですが、

私はそれだけでセゾン投信を
推しているわけではありません。

そもそも、このセゾン投信は日本でまだ
長期投資&分散投資が一般的でない時代に

立ち上げられた”先駆け的存在”
長い歴史があり、老舗だということと、

また、2006年ごろに設立された後、
直後にリーマンショックを経験しているのですが、

その時も乗り越えている運用会社なのです。
(乗り越えたのは購入者も同じ)

そして、個人的には、
最も信念を感じる企業だから気に入っている
という点もあります。

(どれほどの信念を持って立ち上げられた会社なのかは、
セゾンの社長が書かれた下記の本がオススメです!)

たしかに、ここ数年、

残念ながらセゾン投信はコスト競争には
ほかの投資信託に負けています…。

けれどもここまでお読みいただいた皆様には、
もうきっとご理解いただけているはず。

コストなどで投資信託を選んではいけない、と。

何十年先のことを考えても
安心できる会社を選ばなければならない、と。

であるからこそ、私は長期投資の
”哲学”を持ってるセゾン投信を選びました。

なによりセゾン投信は私にとって、
何十年も任せたい!と思える会社なのです。

そして、私と同じ思いで
投資をしている購入者が多い。ということも、

繰り返しですが大事なポイントなのです。

なぜセゾン投信が良いのか総まとめ

ではここまでを総まとめします!

現在、世界経済は
バブル崩壊に直面しています。

それに伴って今後、
目先の短期的な利益を求めていた方々は、

減った資産を見て怖くなり、
慌てて投資を辞めてしまう方が増えるでしょう。

しかしそれも、超長期で
投資をお考えの方からすれば、

ほんの一時期のこと。

そんなことで振り回されないぞ!
自分は超長期で投資をするぞ!

と思えた皆様は、ぜひ、

  1. 安定した運用が見込める運用会社であること
    (=下落時でも資金をひきあげる購入者が少ないこと)
  2. 自分が信用できると思えた会社であること

という、この2点を重視して
投資信託先をお選びいただきたいと思います。

そして、個人的には
「ゆっくり歩いていこう」が
スローガンである、

セゾン投信が大変オススメです。

投資信託の運用会社として、
最も信念を感じるからです。

ちなみに私たち夫婦の資金は、
夫が独身時代からしていた積み立て期間を
合わせると、

セゾン積み立て歴10年目に突入しました。

でもまだまだ、
ずーっと続けていくつもりです。

そもそも下落がくるということは、
投資のチャンスです!

ぜひ、この機会から私たちと一緒にこつこつ
積み立てしていきましょう!

とても長くなりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

▼良かったら夫のラジオも分かりやすいので、ぜひ!

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