わりと感動しています。
こんな方法があったとは…!
今まで、ポッドキャストのBGMはオープニングからエンディングまで同じものを使っていました。なぜなら、BGMを色々用意すると編集が大変だから。
でも、今回発見した方法なら大丈夫。編集の手間をかけずに、良い感じにBGMを切り替えることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いたひと
【わたなべ夫婦】
- 音声配信歴3年以上。(2020年開始)
- SNS総フォロワー数は23万人超。
- stand.fm SPP。Voicyパーソナリティ。
- JAPAN PODCAST AWARDSリスナーズチョイス受賞歴あり。
- 運営中のチャンネルはこちら。
- 本記事は夫のだいきが執筆しています。
ポッドキャストでBGMを切り替える方法
結論から言います。
BGMを切り替えるときは、BGMの冒頭1秒程度は大きめの音量で、その後はスッとボリュームを絞る…これで解決です!
こちらの画像をご覧ください。画像のちょうど真ん中あたりが、BGMの切り替えポイントです。波形が最初の1秒だけ大きく、その後すぐ音量が絞られていることが分かると思います。
実際の音声で聴くとこんな感じ。以下の埋め込みを聴いてみてください。
- 12:12あたり
- 17:51あたり
- 29:20あたり
がよくわかると思います。
いかがでしたか?
最初音量が上がっているので、聴いていると「あっ、ここでBGMが変わった」とハッキリ気づいていただけたのではないでしょうか。
BGMが変化することで、配信にメリハリがつきます。「これから次のトークテーマに移る」ということがリスナーさんにも伝わりやすくなり、飽きずに最後まで聴いてもらえることにつながるのです。
ちなみに、音源が切り替わる前(直前のBGMのおわり)は「フェードアウト」のエフェクトをかけて音量を徐々に絞っています。
ポッドキャスト用BGM音源のつくり方
このやり方の良いところは、編集作業が超カンタンなことです。
手順は以下のとおり。
- BGMの音源を決める
- それをあらかじめ最適な音量に編集して書き出しておく
- 収録の編集時は、2で制作したBGMをそのまま取り込み使用する
これでOKなんですよね。ポイントは、音量の調整を事前にしておけば、その後は編集作業が不要ということです。
上の画像は、うちのBGM一覧です。音源ごとに音量調整済みのファイルを用意しています。BGMを切り替えたい時は、これらのファイルを取り込むだけでよいということですね。
それでは、それぞれのBGMファイルはどうなっているのでしょうか?
Audacityの編集画面をご覧ください。
Audacityの編集画面の全体と、冒頭部分をクローズアップしてスクショを撮りました。2つの画像を参考にしていただきながら、次に説明するポイントをご確認ください。
ポッドキャスト用のBGMを制作する際には、気をつけるべき点が4つあります。
- 冒頭の音量は「-6~-12dB」くらい
- 大きすぎるとリスナーさんがびっくりする。
- 冒頭の長さは1秒程度。すみやかに音量を絞る
- BGMが変わったことが分かればいいので、長すぎないように。
- BGMの音量は-30dBより小さく
- 声をじゃましないように小さめに。
- BGMの長さは30分程度に
- 長めにつくっておくことで、編集時にBGMが足りなくなる事態を避ける。
注意していただきたいのは、これらはうちの番組でのやり方ということです。それぞれのデシベルやBGMの長さなどは、みなさんの配信スタイルに合わせて調整してください!
というわけで、「ポッドキャストでBGMをいい感じに切り替える方法」について書いてみました。皆さんの音声配信活動にお役立ていただければ幸いです。
ほな~。