わたなべ夫婦このブログでは、私たちのラジオ「わたなべ夫婦のふたりごと」にて、皆さまから寄せられた人生相談への回答をまとめています。
こんにちは！今回は、
喧嘩をすると夫の理詰めが止まりません。
こんな未熟な夫、
どう向き合えば良いですか？
というお悩みに、
お答えさせていただきます！
本日のパーソナリティ
【わたなべ夫婦】
- ラジオ配信アプリstand.fmにて
人生相談チャンネルを運営中 - SNS総フォロワー数は23万人超え
- 人生相談の累計回答数は1,500件突破！
- 結婚7年目の夫婦。妊活はお休み中。
- 二人とも元銀行員で元YouTuber。
- 現在は不動産投資やブログを運営しつつ
保護猫とのんびり暮らしてます。
「なぜ」「今後どうするの」と論理的に詰めすぎな夫…
まずはラジオに頂いたレターをご紹介します。
「まなつ」さん
始めまして！まなつと申します。
今日は夫婦喧嘩の時の
夫の言動について、
ご意見をいただきたくレターしました。
夫は一度怒ると
かなり論理的に詰めてきます。
例えば
わたしの一言に腹を立てている夫に、
○○と言ってごめんねと謝ると、
「何故言ったのか」
○○だとその時は思ったから言ったけど、
あなたを傷つけた言葉だったから謝ってる
と言っても、
「何故言う前に分からなかったのか」
「それが分からないのに
謝って今後改善できるのか」
「気をつけるねと言う言葉だけなく、
何をどう改善するのか説明して」
など、永遠に続きます。
私が悪いと思ったことには
もう謝ったからと
話をやめようとすると、
「傷つけた側の人間なのに
許せない俺が悪いように言うな」
「謝られたら絶対に許さないと悪なのか」
「勝手に話しを終わらせるなら
そもそも言うな」
などまだまだ続きます。
勿論わたしも完璧な妻ではないし、
未熟な所はあります。
夫もそんな一面だけでなく、
良いところはたくさんあります。
なので夫の未熟なところの一つだと
受け入れたいですが、
どう向き合っていけば良いのか
悩んでいます。
わたなべ夫婦まなつさん。
だいきがお答えします！
夫婦喧嘩って、ありますよねー…！
よく分かります。大変でしたね。
僕たちも夫婦喧嘩はよくするので（笑）、
今日のご回答が何か少しでも、
ご参考になれば幸いです。
まずね。
僕は、夫婦喧嘩って
各それぞれの家庭に沿った
”お決まりのパターン”が
あると思っています（笑）
そして今回
まなつさんのご家庭では、
旦那さんが理詰めしてくる。
というのがお決まりパターンのようですね。
ただ、ここでのポイントは、
旦那さんはいつもいきなり怒りだして
論理的に詰めだす！というより、
まなつさんはレターで、
例えば
わたしの一言に腹を立てている夫に、
と書かれていらっしゃること。
僕はこの一文を読んだときに、
「例えば」の後に続く内容がすごく
具体的でスムーズな印象を受けました。
だから、まなつ家では
まなつさんが”怒らせて”夫が理詰めしてくる。
というのが、お決まりのパターンなのかな
と推測しました（笑）
つまり、まなつ家のいつもの喧嘩を
再現してみると…
まずまなつさんが、
旦那さんに対して一言、言っちゃう。
いつも言いすぎちゃうとか、
言い方きつくなっちゃうとか…
分からないですけど、
きっとそういう”お決まり”がある。
そしてそんな”お決まり”から始まる
喧嘩だからこそ、、
旦那さんも”お決まり”の理詰めで
反撃してくる（笑）
つまり何もかもが、
お決まりのパターンだということです。
なのでその際、
まなつさんが「気をつけるね」といっても、
旦那さんは
「なんやそれ！」
「いつも同じことするのに？！」
と思ってしまう。
だってこの喧嘩はお決まりになるくらい、
くり返してきたことだから。
「毎回これなるやん」
「何を気をつけてくれるんや！？」
と、そんな風に思ってしまう。
…そしてこの気持ちすら多分、
お決まりのパターンの中に
含まれているのでしょう（笑）
ところでね、
この旦那さんは、きっと
頭が良い方なんだろうなと思います。
普段から論理的に物事を考えて、
喧嘩の時でも頭の回転が速い。
だからこそ、
理詰めするとまなつさんが
答えられなくなるというのも、
ちゃんと分かってると
僕は思うんですよね。
つまり論理的に詰めて、
納得のいく答えが返ってくるだろうとは、
端から思ってないだろうということ。
また同時に、
夫婦も結局は人づきあいなので、
最終的には「気をつけるね」とか
「思いやりを持つね」とか、
それくらいしかやることがないのも、
薄々分かっていると思います（笑）
納得のいく答えは返ってこない。
気をつける以外のすることはない。
これらを分かっていて、
それでも、旦那さんはまだ理詰めをするんです。
なぜでしょうか。
それはきっと、
まなつさんの旦那さんが
「俺の気持ち、分かってくれ！」と、
どこか”心の叫び”を抱えているから
だと、僕は感じました。
まなつさんが一言いって、
旦那さんは、傷ついた。
悲しかった。
ひどいと思った。
ムカムカした。
「俺のこの気持ち、
ちゃんと分かってよ！！」
こういう叫びが、
理詰めに結びついているのかなと
僕は思いました。
でも、こういう叫びを伝えても伝えても、
全然まなつさんに分かってもらえない。
自分の気持ちに、寄り添ってくれない…！
だから、
「どうするの？」
「気をつけるって言って
全然変わってないやんか」
「今後どうしてくれるの？」
と詰めてしまう。要は
「俺の怒り、
まだ収まってないんやけど！」
…ということの現れなのかなと（笑）
だからね、まなつさん。
まなつさんが求められてるのはきっと、
論理的な質問に対して
具体的な回答を示すことではなくて、
旦那さんは傷ついているという
その心に寄り添って、
理解を示してあげること。
何か改善できる事があるとするならば、
これじゃないかなと僕は思います。
「悲しかったよね」
「辛かったよね」
「失礼なこと言っちゃって
本当にごめんね」
こういう気持ちが
しっかり旦那さんに伝われば、
理詰め攻撃は収まると思いますよ。
だって、
「あ、俺の気持ち、分かってくれた」
「そこまで、分かってくれた…！」
そう感じた人は多分、それ以上
「なんでなんで、これからどうするの！」
と、怒らないと思うので。
これまで謝っても喧嘩が収拾しなかった理由。
それはね、まなつさん。
この喧嘩ってやっぱり
お決まりのパターンだったから。
正直、謝るときに
「はいはい、
私が謝ったら済むんでしょ」とか
「もう早く怒るのやめてよ」とか、
こういう気持ちが心のどこかに
ありませんでしたか？
不思議とこういう気持ちって、
伝わるもので…
そして伝わってしまったからこそ、
旦那さんは
「分かってくれないィィ！」
と叫びを止めることが出来なかった。
まなつ家はこれを何度も、
くり返してこられたんですね。
でも当然ね、
これ旦那さんも旦那さんなんですよ（笑）
もっと、歩み寄るべきなんです。
もっと素直に自分の気持ちを
伝えるべきなんです。
でも、歩み寄るべきというのは、
これまでお話した通り、
まなつさん自身にも言えること。
だからどっちもどっちなのですが、
要するにこうしてお互いが
「俺が被害者です」
「私が被害者です」
と対立してしまうと、
分かり合えないまま
ヒートアップして終わってしまう。
なので今後はそうならないために、
旦那さんには悪いと思ったことを
心から謝るし、
旦那さんの気持ちはもっとちゃんと、
聴いてあげること。
なんで私が。と思っているうちは、
進展しないので、
何がそんなに辛かったのか。
何がそんなに悲しかったのか。
怒ったのか。
バチバチとなったときほど、
まず相手の気持ちを
聴いてあげる姿勢をとること。
ちゃんとこの姿勢が伝われば、
良くなるのかなと僕は思います。
…ってね。
こんなこと言ってますけど。
これ、本当に難しいことですよね（笑）
僕ら夫婦も、
全然うまく出来てないです（笑）
だってこちらもイラっとしてるのにね、
相手の話聞こう。
寄り添おう。
ってするのはほんと、難しい。
でも、こういうことが、
本質なのかなぁって思います。
なので結論。
まなつさんは、
まだ旦那さんの気持ちを全然、
分かってません。
で、旦那さんも、
まなつさんの気持ちを全然、
分かってない。
つまりまだまだお互いが、
お互いのことを分かれてない。
歩み寄れてない。
少し、厳しい結論になってしまいました。
ごめんなさい。
でもね、まなつさん。
そんなに落ち込まないでくださいね。
なんせこれはまなつさんの
ご家庭だけでなく、
日本中のご家庭が
同じ課題を抱えていることなので。
喧嘩してる最中にでも、
いかに相手の気持ちを聴いて、
尊重できるか。という部分。
たいていみんな、出来てないんです。
でも、少しでもこの姿勢がとれると、
喧嘩はボヤ騒ぎで収まる。
反対に、
「分かってくれへん」VS「分かってくれへん」
やと大爆発します（笑）
でも完璧じゃなくても良いから、
ちょっとずつお互いがそうなれれば、
良いですよね。
僕らも日々精進してくつもりですので、
まなつさんも、一緒に頑張りましょう。
レターありがとうございました！
ほなほな～
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