ダイエットやめてみて1か月。リアルな日記と心境の変化など。

おはーん。

以前、3年続けたダイエットを
やめてみるよ!という記事を書いた。

あれから1か月が経ったので

今日はリアルな体験談を
残していこうと思う。





「食べることは悪」
「太ることは死」

大げさではなく、

これらのマイルールに私は
ずっと縛られて生きてきた。

なのにどうして今回、

そもそもダイエットを
やめようと思ったかと言えば、

理想の自分の行動をとり始めたこと
キッカケだった。

私の「理想の自分」とは、

【どんな自分も愛して
愛に溢れてる私】だ。

で、そんな自分は

「食事に対して
どんな行動をしているだろう?」

と考えた時、

自分を律するために
カロリー制限をかけている…

とは到底、思えなかった。

きっといつも食べたい分だけ食べて、
心地よく食事を楽しんでいるはずだ。

理想の自分になりたいなら、

理想の自分がとる行動を
さっさとしてしまえばいい。

だからそのための一歩として
ダイエットをやめてみた、

というワケなのです。

3/6 抑制した分、大爆発

さて。
そうして理想の自分になるために、

思い切ってダイエットをやめてみた
一日目。

「好きなだけ食べるどー!」
ということで、

朝からグラノーラ200g食べ、

お昼は白米3杯食べて

さらにお菓子も
むしゃむしゃ食べてやった(笑)

それから夜ごはんも食べたあと、
さらにお菓子を追加。

「さすがに今日は
このへんでやめておくか…」

と思って止めたら、夫が、

「我慢してない?
してたら意味無いで。やり切りや!」

と背中を押してくれた。

結果、信じられないくらい
お菓子を食べた(笑)

「これは次に進むステップのため」
と思えば、

この瞬間はお菓子を食べることが
まったく怖くなくて。

むしろこれだけ
わっさわっさ食べれたことに
感激した。

お菓子を食べたあとに、

「え、もう、サイコー!!」
「癒されたー!!」

と感じた。

思い返せば、自分自身に

「お菓子を食べて良い」
と完璧に許可を出せたことや、

「食べる=楽しい」
と感じられたことは、

おそらく(記憶ある限りの)
人生では初めてだったと思う。

と同時に、この日、
昔のことをふと思い出した。

小さい頃…私は、
「身体に悪いから」という理由で

ポテチやコーラを食べることを
制限されていた。

でも、それらをどうしても
食べたかった私は、

バレないように
お小遣いをためてこっそり買って、

人目がつかない屋上などで
大急ぎで食べていた。

「誰かに見つかったら
怒られる…怒られる…」

とおびえながら
のり塩味のポテチを一袋、食べた。

…ということを、
なぜかふと、思い出したのだった。

私にとってお菓子やケーキ、
ポテチなどは

「好きなだけ
食べてはいけないもの」
だったのかもしれない。

ということで一日目は、
今まで長年、抑え込まれてた

「食べたいハーン」が
ここぞとばかりに大爆発した一日だった。

3/7 喜びから一転…不機嫌に

昨日は食べることで、
楽しさや癒しを感じたので

今日もそうなると思い込み、
引き続きたくさん食べてみた。

…ものの、予想外にもさっそく
罪悪感に潰されそうになってしまった。

今まで我慢してきた心を開放して
思いっきり癒そうとすると、

食べることになる。

けど、そうすると、
太ってしまう。

それが嫌だと思う自分がいる。

でも、わざわざ癒さなくたって
人は前に進めるんだぜ?

と、冷静な自分もいる。

癒されたい…食べたい…
でも太りたくない…怖い…

いろんな自分がぐるぐるして、

お風呂の中で太る恐怖、
食べた罪悪案を抱えて泣いた。

そして、

「こんなことで、
この先やっていけるんだろうか…」

とひたすら、落ち込んだ。

そうして落ち込みに落ち込み
お風呂から上がったらふと、

「食べること以外の
ストレス発散もやってよぅ」

という心の声が聞こえてきたので、

明日は何年かぶりに
カラオケに行ってみようと思った。

3/8 カラオケに行ってみた

久しぶりのカラオケ楽しすぎた(笑)

そうか、きっと、
私にとって

「つまらん」とか
「イライラする」ことのはけ口に、

「食べること」があったんだなぁ…

とふと、気づいた。

カラオケからの帰りに、
パンとシュークリームを買って帰った。

本当に食べたいものを
素直に買えたことが、嬉しかった。





そういえば、私はこれまで

間食=悪

みたいに思ってたところあるんだけど、
この日から

「食事以外でも食べたいときに
食べて良い」

と許可を出すようにしてみた。

そしたらこの日から、
食事の時に

「もう次のごはんまで
食べられないから…」

という理由で、食い溜め?
のような食べ方をすることが減った。

少しずつ、少しずつ、変わってきた。

3/11 落ち着いてきた

ずっと食べたいを抑圧されて
大騒ぎしていた気持ちは、

少しずつ落ち着いてきたように思う。

まるでエサのようにお菓子をむさぼる…

ということが、
割と早い段階で無くなったのは
とても良かった。

同時に、この日すべての自分を
受け入れたいと願った。

私には、どうしたって

「綺麗でいたい。
可愛く見られたい」

と願う自分がいる。

そんな自分を恥ずかしいと
押しこまず、

その気持ちも尊重しつつ、でも、

「自由でいたい、好きなだけ食べたい」
と思う自分も尊重したかった。

だとしたら、

「このどちらの気持ちもが
折り合いをつけられる
食事にしようか…」

なんてことをふと思いついた。

「朝昼は自由にして、
夜ご飯はオートーミール食べる、
とかちょっと制限かけようかな?」

これってまた
制限かけることになるけど…

別にそれで私が苦しくなくって
困らなければいいんでしょ?

3/12 制限してみたら

ということで夜ご飯を
白米ではなくオートミールにしてみたら

「えー…」と思う自分と、
「調整できた!」と喜んでる自分がいた。

ただ、「えー…」と言った子も、

いうてお昼いっぱい食べたから
そこまで文句は言ってこなかった。

調整完全にナシよりは
すこしくらいアリのほうが、

私にはあっているのかもしれない。





また、今まで
「オートミールか白米か」

選択肢は0か100だったのが、

「どっちも食べたらよろしい」
と柔軟になったことで、

なんだか気持ちは
とても楽になった。

3/15 友人の一言で覚醒

この日、
銀行の同期と久しぶりに会った。

会話の中で

「そういえば私、以前会ったときから
今7キロくらい太っちゃってさぁ。あはは」

と自虐したら、彼は、

「…え?まったくわからん」

「全然太ってないで?」
って本気で言ってくれた。

これまでだったら跳ね返していた
その言葉を、

なぜかその日は

「…え?マジ?」
と受け取ることができた。

そして家に帰って
体重計に乗ってみたら

見たこともない数字が表示された。

なんと、7キロどころか
さらに2キロも増えていて、

ほぼ過去イチを
更新してしまったのだった。

…のに、
なぜかそのことについて、

私は大笑いしてしまった(笑)

今までだったら
絶対ショックだったのに、

なぜだか
「私、こんなに体重あんの?!」
とわらけてしょうがなかった(笑)

そしてお風呂で
自分の裸を見てみて、

「なんだ、この体重でも意外と
見た目、こんなもんなのか」

と思えたことが
嬉しくて嬉しくて。

この時が初めて、

自分の体型を
責めなかった瞬間だった。

どれだけ体重は落ちても

自分から見るとたるんでて
だらしなく見えていたこの身体が、

その日は筋肉マシマシで
むしろカッコよく見えた。

そんな日が来るなんて…
思ってなかったなぁ。

あの時、本気で思ったことを
口に出してくれた同期には
心から感謝してる。

アリガトウ。

3/16 食事を味わう尊さを知る

そうして昨日はじめて自分の身体を
肯定できた私は、

はじめて「ながら」ではなく
全集中しながら朝ごはんを食べてみた。

そしたら、
食事ってこんなに美味しくて、

そして楽しくて
うれしいものなんだって、

感動した。

確実に、

自分や食べ物への
向き合い方が変わってきた。

3/27 理想の自分の考え

去年の11月からプラス9キロ。

急激に太ると、

まるで自分の身体が
ベイマックスの着ぐるみを

身にまとっているような
感覚がすることを知った(笑)

歩くたびにこれまでには無かった
背中の脂肪の揺れを感じ、

お腹周りのお肉は
「もうワイの居場所はココ」
と決めてしまったのか、

だんだん硬くなってきた。

3年前に買ったジーンズは
まだ入ったけど

卑猥なほど
パツパツになってしまった(笑)

正直、身体の変化に戸惑っていた。

でも…

理想の自分は、
そもそも体型のことを気にしてないはず。

だから私も気にしないことにする。





また、この日あたりで

おかわり=恥ずかしい

というマイルールがあることにも気づいた。
おかわりをしようとすると

「食べすぎやろ…」

と責める声が聞こえることに
気付いたのだった。

そういえば、小学生の頃。

暑い夏の日に、
つめた~い給食の牛乳が余ってて。

それをじゃんけんで勝ちとり、

一気に飲み干したことが
あったのだけれど、

そしたらそれを見ていた
ガリガリの男の子に

「え、早すぎやろ…怪物やん」
と引かれたことがあった(笑)

なんだかその一言が
よっぽど恥ずかしくて…

その瞬間、

「女の子がおかわりするなんて、恥」
というルールを幼い私は
作ってしまっていたのかもしれないな、

なんて思った。

3/29 生きる喜びに気づく

毎日瞑想して、

毎日理想の自分から
アドバイスをもらって
(このことについては、いつか別記事で書くね)

理想の自分に近づく努力をしていたら
ついにこの日、

生きる喜びに触れることができた。

目の前の美しい景色を見たり
匂いを嗅いだり
食べ物を味わったり…

そんな喜びを感じるために、
私たちはきっと生まれてきたのだ。

だから、

太ってるとか金持ちだとか、

容姿や環境なんてものは
どうでもいい

ということに気づき、感激した。





…ただ、きっと今
この考えに至っても、

どうせまた元の自分(体重至上主義)
がひょっこり現れて、

もとに戻そうとしてくるんだろう。

それでも一度、潜在意識と頭で
結ばれた気づきはきっと消えない。

「身体があって、
目の前のことを味わえたら

それだけで十分」

この事実を、
絶対に私は覚えておくんだっ!

3/30 食べるときも理想でありたい

ついにお腹いっぱい、
苦しくなるまで食べることに

違和感を抱けるようになった。

というかそもそもふと、

「食べている最中だけ
理想の自分じゃなくなるの、
おかしくない?」

と感じられるようになったのだ。

最近、コーチングでぐいぐい
理想の自分に近づいている。

その結果、生きる喜びや
食べる尊さに気づけた。

それらの土台がきっと
この気づきへと

導いてくれた気がする。

4/4 来るホメオスタシス

食べる喜びを知ったり、

食事中にも理想の自分との対話を
心がけられるようになったのも、

つかの間…。

もと(体重至上主義)に
戻ろうとする力(ホメオスタシス)が

ついに本格的に私を襲った。

もとの私は、今の私の食生活や
考え方を全否定してくる。

そして、

筋トレの時間を
とれていないことに怒ったり、

お風呂に入ると、

「今の身体、ダサくて嫌だぁ」
「うわ、だらしなぁ!」

と叱責してくる。

そして何より、
食べる量は前より減った気がするのに、

何日もずっと体重が同じで、

横ばいなことに
とっても腹を立てていた。

「そろそろ痩せてもいいのに!」
「こんなの、おかしいよ!」

と焦っていた。

「ごはん、
制限したほうがいいのかなぁ…」

と無意識に考えていた自分に
気づき、ビックリした。

もとに戻ろうとする力に
抗えない。

本当に、変わろうとすると
すごい力で引っ張ってくる…。

自分を肯定できたと思ったら
また自分を否定したり。

ジェットコースターのような日々を過ごす。

4/5 嫌という気持ちに蓋をしない

最近、ちょっとしんどかった。
その原因は、

「太っていく自分が許せない」
という自分を、

「そんな奴いない」
と見ないふりをして、

蓋をしていたからかもしれない…。

そういう私は、いる。
しゃーない。だから、

「そっか、嫌だよね」
「怖いよね」

と、とりあえず受け入れてみた。

そしたら少し、楽になった。

見たくない感情にこそ、
ちゃんと向き合う大切さを実感した。





あとここ最近、
自分の脳内の口癖が変わったこともあり、

(とにかく日頃から脳内で
ありがとう愛してると呟きまくった)

食事に対して無意識にでも
感謝できるようになってきた。

これはすごい進歩だ。

「豚さん、ありがとう」
「えのきさん、ありがとう」

本当にこんなことを
考えながら
食べられるようになったのだ。

食事は、喜びの行為。

今はこんな価値観を、
ぎゅっと握っている感じがする。

4/14 体重計を手放す

ここ最近
暴飲暴食をしていないし、

体調不良が続きあまり
食べられなかったこともあって、

なんだか身体がほっそりした
気がしていた。

「これはきっと、痩せちゃったな~」
なんて思いながら、

久しぶりに体重計に乗ってみた。
すると、

1.5キロ増えていた。

頭を大きなハンマーで
殴られたように衝撃を受けた。

「もうこれ以上増えないと思ってたのに…」
「まだ太るのか…」

そもそも、最近
食べる量減ってたのに…

そして夜の白米、
我慢したりしてたのに…

な、なんで?

なんで??

…なんで?!!

身体がカーっと熱くなって
目の前がチカチカした。

だめだめ、冷静になるんだ。

私、きっと事実が
見えてなかったの…。

増えるくらい、
しっかり食べてたんだよ…。

湯船につかって

「太っても愛してるよ。」
「あいしてる…アイシテル…」

と自分に声掛けするものの、
全然声に感情が乗らなかった。

それよりも、

「太りすぎ」
「人生終了」

と焦る自分の声の方が大きかった。

落ち着こう。
まず前回と同じだ。

「ぎゃー!!太ったー!!
死ぬーーーーー!!!」

と大騒ぎしている自分の声に、
蓋をしないこと。

恐怖や嫌悪感を、
思いっきり感じた。

やっぱりこれ、大事で。

ちょっと、落ち着いた。

それからお風呂から上がって、

毎日の習慣でもある、
理想の自分からアドバイスをもらってみた。

アドバイスのもらい方は至って簡単で、

理想の自分になりきって
今の自分へ伝えたいこと10個、
アドバイスを紙に書くだけなのだけれど…

この日はこんなことが書かれていた。

「(理想の)私は、私を数字で評価しないよ」

ハッとした。

今の私は、
大切な自分自身を

体重という数字で愛するかどうか
決めていたんだ…。

「たしかにそんなの、
おかしいよね…」

理想の私は、絶対数字で
人や自分を見たりしない。

だから私ももう、やめる。

体重計を手放すことにした。

4/20 現在

体重計を手放してみると、
驚くほど自分自身が軽やかになった。

太ることの恐怖心が薄れ、

本当の自由へと
また近づいた感覚がする。

具体的には
「食べたい」にもっと素直になれて、

頻繁に外食に行けるようになった。

行ってみたかったお店で
食べてみたかったものを

夫と一緒に楽しんで、食べる。

2日連続外食になっても、
気にしない。

また、これまでは毎日同じ味付けと
同じ食材で作っていたお昼ご飯も、

「今日これが食べたい」という
「たい」を叶える時間に変わった。

禁止していた小麦粉も
好きなだけ食べて良い。

朝はたいていこれまで我慢してた
バターをたっぷり塗ったパンと
コーヒーを飲んでいる。

それだけで、

「あぁ、生きてるのって幸せ…」
と感じられる。

なんせ、食事に対する自由を増やすと
毎日ってこんなに楽しくなるんだって、

感動した。

食事に対する自由とはすなわち、

自由に生きることを自分に許している
ということになるのだけれど。


「太ることが嫌だ、怖い」

こういった自分は今もまだいる。

けれど、どんな自分も

「絶対、消えない」

ということを今日
あらためてふと、思い出した。

どんな厳しい自分も

【自分の中で共存】
させることが今の課題なのだ。

みんなにもこれはぜひ
お伝えしたいのだけれど、

「ありのままの自分を受け入れる」
ということは、

「厳しい自分が消える」
ということではない。

自分を責める自分も愛し、
受け入れながら生きることだ。

だから
「ありのままの自分を愛する」
ということは

言葉ではすごく簡単だけれど、
実際することは本当に難しい。

でも、私はそれを成し遂げたい。
そんな自分で生きたいと決めた。

だから、今はこの過程を
げぇげぇしながら進んでいる。

少しずつ、少しずつ、
理想の自分になれてきたんだ。

そんな今日この頃なのでした。

長い日記になったけど、
読んでくれてありがとう。

ほなほな。

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コメント一覧 (2件)

  • ゆみさんの発信する行動力と、こうして日記にして毎日の自分の心を表現して認めれることが、本当にすごいです!
    わたしも好きなもの食べていいよー!の自分と太ったヤバいの自分を繰り返しているのでお気持ち物凄く分かりました:-)
    許可するって難しいですけど、自分もヒントにさせて貰おうと思いました(^ー^)
    いつもブログやゆみさんの発信が見れて、自分の学びにもなり、とてもありがたく感じています✨
    これからも応援しています(* ´ ▽ ` *)

    • か:-)さん

      とっても励みになるコメント、
      ありがとうございます!!(* ´ ▽ ` *)

      好きなもの食べていいよー!
      からの太ったヤバイ自分の繰り返し、
      ループしますよね(^^;

      とても嬉しかったです!
      これからもよろしくお願い致します♡

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