夢を潰すのは他人じゃなくて自分

本当は…
という夢が私にはずっとあった。

本当は…私、できることなら、

川か海か湖が見えるところに、
住みたい。

なんでかは私も知らない。

神戸で生まれ、いつも海に
囲まれて育ったからなのか…

とにかく水辺が無いと、
嫌なの(笑)

でもそんな本心に、
私はこれまでずっと蓋をしてた。

「海や川の近くは危ないし…」

「そもそも水辺が見えるところは
家賃が高いから…」

といった理由で、

私は自分で自分の「したい」
という気持ちを潰してきた。





けれども昨年
私は心理学に出会って、

はじめて自分にいろんな許可が
出せるようになった。

「私は何を願ってもいい」
「自分の夢は叶えてもいい」

と自分に優しくなれた…結果、

ついに家についての夢も
バーンと弾け、

「海や湖がドーンと広がるお家に、
住むぞー!」

と私は決めることができたのだった。

…ただ、その夢を叶えるために、

家族全員でお引っ越しすることは、
どうも現実的とは思えなかった。

なんせ今のお家は夫のおじいちゃんから
お借りしている大切なお家で、

そもそも私たちが住むというから

去年の6月にリフォームを
してもらったばかりだった。

それに猫ちゃんもこの家が
すっかり気に入ったようで

そんな矢先、
何度も引っ越しさせるのは可哀想だ。

うーん、現実的じゃない。

でも自分の夢も
どうにか叶えてあげたい…

と考えた時、

「あ、じゃあ私だけが住む
お家借りちゃおうかな…?!」

と、私は大胆なことを
思いついた。





…そして、この話は
最近のことのように書いたけれど、

実はかれこれもう
5か月前の出来事なのでした(笑)

夫には
「一人暮らし?いいよ~」
って承諾を得ているし、

なんなら、

「めちゃくちゃ仲いいし
別居する理由なんて一つもないのに、

家もう一個借りるとか
最高に無駄なのがええよね(笑)」

「人生、無駄なこと楽しも」

とまで言ってくれ、

私の突拍子もない願いを
ものすごく尊重してくれている。

定期的に受けているコーチングでも
何度もこの話題に触れては

背中を押してもらってるし、

本当に、誰も私を否定しない。
みんな肯定してくれてる。

だからなんでも好きにしたらいいと
頭ではわかっている…

のに、

動けないのだ。

本当にこの5か月間、
「したいしたい」というだけで、

私はまったく動けなかった。

いざ動こうとすると、

頭の中がたくさんの雑念で
がんじがらめになってしまう。

「借りる場所どこにしようかなぁ…」

「ってか借りても失敗して
即解約することになったらどうしよう…」

「そもそも家具ぜんぶそろえるの
お金かかるなぁ…」

「毎日のごはん、
どうしたらいいんだろう…?」

「新しい家、ダンベル無い…
筋トレどうやってやろう…」

とか、
書き出すと本当にしょうもない(笑)

けど、こんな不安や悩みがぎゅーっと
私を引っ張って願いを阻止してきた。





そんな中、先日、
下記の本を読んだ。

著:苫米地英人
¥900 (2024/03/14 09:54時点 | Amazon調べ)

あ、「読んだ」と書いたけれど…
正しくは、

コーチングで学んだ内容と
すごくかぶっていたので、

ななめ読みしただけなんだけど…(笑)

(なので正直、詳しい内容は
あんまり理解できていない。ゴメン。)

この本を読んだことで

大切なことを
再確認することができた。

それは、

今感じている不安はぜんぶ、
「今の私」が作り出したもの。

だから、

そこから一歩飛び越えて
「次の自分」になれば、

この悩みは無くなる。

ということだった。

要はこれらの足をひっぱる悩みや不安は
未来の自分ベースで考えた時、

本当の問題ではないということ。

当たり前だけど
引っ越ししたあとの問題は、

引っ越ししたあとの自分で考えるべき
問題で。

だから今感じている不安は
これらはぜんぶ、マボロシなんだよね。

ということは…

今の私には解決すべき不安や
取り組むべき問題があるようで、

実は何もなかった…。

「なんだ…」

「あとは私、
行動するだけじゃないの…」

ここまでわかればもう一安心…





と一瞬は本気で思った。

でも、すまん。

ここ最近、また同じループを
繰り返してましたぁ!!(笑)

いやね、

頭でそうと分かっていても
行動するとなると話は別なんだよぉお…

どうして私がこうしてしつこいくらい
ループをぐるぐるしてしまうのかといえば、

実は

「やだやだ怖い!
先に進まないでお願い!」

今までの自分が強烈に
ブレーキをかけてきてるからなんだよね。

サイドブレーキあげてる車って
走りにくいでしょ?

今の私はまさにそれ。

「え?じゃあ、下げればいいじゃん」

って思うかもしれないけれど、
簡単には下げられないの。

なぜなら今の私は私を守るために
サイドブレーキを上げているから。

ほら、新しいチャレンジをすると
失敗するかもしれないでしょ?

私は私が落ち込むのが悲しい。

だから失敗しそうなことは
私にやらせまいとしてしまう。

そんな優しさから、

「セカンドハウスを借りると
お金すごくかかるよ!」とか、

「世間に
結婚してるのに別居するだなんて?!
って言われちゃうよ!」といった

マイナス発言をしてくるのだ(笑)

そしてこれらの説得は全部
自分が発生源だから、

もう説得力が違うの(笑)

マボロシと分かっていても、

「そ、そうだよねぇ…」
と毎回、説得されてしまう。





ちなみに、
こういうブレーキを外すには、

カウンセリングやセラピーを受けると良い。

私はこれまで、
いくつものブレーキを外してきた。

そしてそんな経験もあって、

そもそも外さないと
前に進めないと思ってた。

でも実は…

外さなくても無理やり
前に進むことは、できるらしい。

そして

進んでしまえば勝手に
サイドブレーキは下がる。

これは先ほど本の紹介をした箇所でも
述べた通り。

だいたいのサイドブレーキは

「今の自分」に必要な力で
上に上がっているから、

「未来」にいっちゃえば
不要になって下がるというわけ。

(どうやっても下がらない場合は
やっぱりカウンセリングを受けるべきだけど)

私はそれを知ってしまったから今、
無理やり進もうとしている。

怖くて不安で吐きそうでも、
私は進めるんだよ、ハーン。





…でもさぁ、

夫と猫と離れて暮らすと思うと
涙が出てくるんだよぉおおおおお(笑)

自分自身でブレーキをかけている状態で、

振り切って前に進むのって
めっちゃ苦しいんだねぇ。

おえおえ。

でも、その先の自分に出会うために、
私は進むんだ。

だから本気で、家探し、するぜよ。





なんていうか今日はエッセイというより、
私の心日記になってしもた。

けどリアルな感情って
今しか残せないから、書けてよかった。

読んでくれてありがとう。

ばいなら。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

comment

コメント一覧 (4件)

  • こんにちは!
    「家もう一個借りるとか最高に無駄なのがええよね(笑)」
    で家賃ポーンと出てくる資産家の旦那さん、とっても羨ましいです〜!私も自分の望みを叶えて一人暮らしがしたいのですが、うちの家計ではとてもセカンドハウスは持てません…!泣

    • こんにちは!
      し、資産家の旦那さんはうちにはおりませぬよ…!!(笑)

      私たち、一番稼いでたころでもぜいたく品を買わなかったので、
      すこしまとまった貯金があるんです…それで、かな(#^^#)

  • ゆみさん
    こんにちは!
    私も今セルフケア真っ只中で、自分の本音を探る日々で、夫と別居した方がいいのかなあと思っていた矢先に、ゆみさんも新に家を借りたいとの話し、とても興味深く読みました。
    家を借りたその先の未来が不安なのよく分かります。
    でも今の気持ち的に一緒にいると甘えてしまう…
    ナカモト夫婦というyoutube rさんも一時別居婚されてまた一緒に住んでだったような。

    あんな風にパワーアップした私で夫との生活をアップデートさせたいなんて思う日々です。
    ゆみさんが決めたこと、心から応援しています!

    • おはなさん
      こんにちは!

      わぁ、それはタイムリーでしたね!

      おはなさんが別居することで、
      パワーアップした私になれる気がするのだったら、
      きっとその予感は正しいのだと思います(#^^#)♡

      ただ、「一緒にいると甘えてしまう…」
      と仰っていらっしゃる点が、

      私はすこしだけ気になりました。

      甘えてしまうことは、
      本当にいけないことなのでしょうか?(^^)

      そして、おはなさんにとって、
      パワーアップとは、どういう状態のことでしょうか?

      最終的に、夫との生活をどう
      アップデートさせられたら理想ですか?♡

      このあたりがクリアになると、

      おはなさんにとっていろんな選択肢が
      出てくるかもしれないなぁと、

      私はそんなことを感じましたよ(#^^#)

      ちなみに私は、
      詳しくはまたブログに書きますが、

      今の家と二人と猫一匹暮らしを味わいたい!
      と考えが変わり、別居は見送ることになりました。

      いつも応援、ありがとうございます♡

コメントする

目次