私は昔から、
体型にひどいコンプレックスがあった。
ずっと体重という数字に縛られていたし、
太っている自分はだらしなくて
愛されないと本気で思ってた。
だから3年間、
ただ私は愛されたくて。
毎日、食べたものを全部記録して
カロリーコントロールをし続けた。
たとえ小さなチョコレート一粒でも
記録を怠ることは無かったし、
同時に、
一日の総摂取カロリーが
自分の目標カロリー以上にならないよう
食べるものを毎日
制限して制限して制限しまくった。
結果、
「もっと食べたい…」
とほぼ毎日、
物足りなさを感じながら生きた。
ただ、そんな生活の中でも
好きなだけ食べていいと決めた日があって。
それが、外食する日。
友達と飲みに行く日や旅行中は、
管理が難しい。
だから
「外食日はいくら食べてもOK！」
とした。
結果、何が起こったかというと、
めちゃくちゃに
食べて食べて食べまくった。
その時間、私の頭の中では、
「食べてヨシ！」
とする自分と
「バカ！食べすぎやろ！」
と責める自分の攻防があったけれど、
「普段、頑張ってるもん！
今日は食べて良い日だもん！」
と、とにかく負けじと、食べた。
そしてそのあとは決まって、
そんな自分を後から責めた。
「や、やってしまった…」
「これまでの努力が
水の泡になってしまう！」
食べた後、恐怖が押し寄せて、
間に合うならばできるだけ吐いた。
私は何も気にせず自由に好きなだけ
食事を楽しんだことなど、
いちどもなかった。
それから月日が流れ、
私はありのままの自分を
愛そうとするようになった。
結果、太っている自分も
ある程度許可が出せるようになり、
体重は1か月で5キロ増加した。
とはいえやはり、
すぐになんでも吹っ切れたかというと
そういうわけでもなくて。
つい最近、
私は食べるときに必ず
「ヤバイ」
「食べると、太る。太るぞ…」
と（ほぼ無意識ながら）
考え食べている自分を発見した。
その声が、私の純粋な
「好きなだけ食べたい」という欲求を
どうも打ち消しているようなのだ。
自分を愛し始めてから、
５キロも太ったんだよ、私。
だからもう、
不自由な自分からは解放されて
好きなだけ食べているつもりだった、
けど…
意識してないだけで
「もうこのへんでやめとかなきゃ」
「こんなにおやつ食べるなんて、
ダメだって！！身体に悪いよぉ！」
と食べることをいまだ常に
セーブしていたっぽい。
そして先日、
その話をコーチングしてくれてる
マイコーチに話したところ、
「ゆみたん。
抑圧があるから爆発があるんやで」
と教えてもらった。
要は普段から
いつでも食べていいし、
何を食べてもいい。
なんでも好きな時に、
食べたいだけ食べる。
という生活を送ると、
心が安定し、
爆発することが無くなるそうだ。
確かに、
それは絶対そうだと思った。
（なんせ抑圧した生活を３年も過ごし
爆発と抑圧を繰り返した私には、
実体験としての体感があるからネ）
とはいえ
じゃあ、そうしましょう！
と思っても、
「その結果、
めっちゃ太ったらどうしよう…」
という恐怖がこみ上げてくる。
しかし、なんとこれは
まったく大丈夫だと言うではないか。
というのも、これも
教えてもらったことなのだけれど、
自分の体型は
自分のセルフイメージの姿にしか
なれないらしい。
先日のエッセイにも書いた通り、
今の私のセルフイメージは
【心が安定していて
自分を愛し他人も愛し、
生きる喜びを感じている私】だ。
で、そのとき思い描ける自分の姿は？
といえば、
太りすぎでも痩せすぎでもない、
ただ、健康的な体型の自分しか
思い描けない。
つまり…私は、
いくらこの先
好きな時に好きなものを食べても、
不健康なほど太った身体には
なりようがないのだ。
なぜなら
思い描けない未来は、
決してやってこないのだから。
だったら何も恐れることなんて
ないやないか！
と気づいてしまった。
それじゃあダイエットなんか、
もうやめちまおう。
ということで、
昨日から好きなものを
好きなだけ食べ始めてみた。
その結果、またどうなったか、
改めて報告するね。
ほなほな。
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コメント一覧 （3件）
はじめまして。
私はお2人をスタエフで知り、2-3年前からファンですが震え上がるほど共感したので初めてコメントさせていただきます。
昨日この記事を拝見し、すぐにレターをラジオで送付させていただいたのですが500字じゃうまくまとまらなくて…。無理やり500字に収めてしまった感じがあるのでここで整理させていただけたら嬉しいです。
まず、素晴らしいと思いました。
そして、大変共感できる内容とともに、
もう少しゆみさんの考えに自分を寄せるためにおそらくありのままの自分を愛する気持ちが不足しているのではないかと考えました。
私は万年ダイエッターで、常にカロリーを意識しながら生活しています。
特にこれに悩まされているのは社会人になってから。学生時代は細身でしたが、営業なのもあり飲み会も増えに増え気づけば8kg増量。自分が嫌になりました。
嫌になって、色んな人のYouTubeのコラムを見てはやる気になったり落胆したり。やる気な時は疲れていても10km走ったり、飲み会をドタキャンしたり、社食では常に魚しか頼まなかったり。けど、一向に痩せなかった。
3食、毎回好きなものをチョイスすることを恐れて、夜のお米も数年封印していました。
何も考えずに好きな食事をするなんて程遠い生活。
毎日体重に一喜一憂し、夕飯前後で測ったり、水を減らしたり！笑
少しでも増えてると彼の前でも機嫌が悪くなった理全てが悪循環でした。
そんな自分でしたが、結婚して転勤して
友人の少ない場所で夫と二人暮らしに。自然と3食お米を食べる普通の日本人らしい生活をするようになりました。夜の炭水化物なんていつぶり?という感じです。
最初は怖くて体重計に乗れませんでしたが、久々に体重計に乗るとなんと少し減っていました。もちろん揚げ物は控えようとか、お菓子は少なめに、とか平日はグルテンフリーなど意識はしているので、気が赴くままに食べているわけではないので、理想系かといったらまた違うと思いますが
それでも、悪魔に取り憑かれていた時代（笑）より確実に食べている量は増えてるのになぜ？と疑問に思いましたが、おそらく腹8分目で自分の満足のいく食事をとれば適正体重に収まるということを学びました。
それでも、ゆみさん同様に揚げ物などが出てくると太るなぁ….と考えたらおやつを食べる前に、カロリーを意識したり、まだまだストレスフリーには程遠く、常に太るのを恐れていますし実際体重計に乗って増えているとかなり落ち込みます。
私がゆみさんにお伝えしたいかつお聞きしたいことは、
人間はありのままの欲望に応えて自然な食生活をすることで、その人らしい体型におさまるのではないかなということ。それがありのままの自分の体型なのだから、許容が必要なこと。
ですので、ゆみさんが今後好きなものをたくさん食べて過ごした結果もとても気になりますし、不健康なほどに太ることは無いんじゃないかなと感じました。
ゆみさんの実行力素敵です。
そして、アドバイスいただきたいことが
そもそも私が太るのが怖いのは、太った自分が愛されなくなるのではないかという恐怖からきているのでしょうか。
私は容姿に自信はあまりなく、正直学生時代は細身なことが取り柄だと思っていました…。
太ると自分の良さがなくなってしまうように思ってしまうことが原因だと考えています。
私が食事を心から楽しむためには、上記の「ありのままの自分を愛せない自分」を変えるトレーニングが必要なのでしょうか？
ちなみは、私は自分のことは好きです。
ただ、ありのままの自分が好きとは少し違う気がします。
食事の前にカロリーなどを浮かべず
その時食べたいものをチョイスできるストレスフリーな生活を心から送りたいです。
ラジオでも凝縮した内容でレターを送付してしまったので、どちらかでお時間がございましたらご助言いただけると幸いです。
ゆみさん、本当に憧れです✨
1番好きな話はサンタモニカです！！！
これからも応援しています。
りんごちゃん
この度は私の考えに共感して、
そして大切な体験を教えてくださってありがとう♡
ブログ記事にしてお答えしたいと思っているので、
少しお時間くださいね。
宜しくお願いいたします♪
りんごちゃん
先ほどブログにて
私のお返事を書かせていただきました。
もしお時間あれば、
ぜひ目を通していただけると嬉しいです。
この度は本当にありがとう…！
https://tasotaso.net/ringochan/