また赤ちゃんの成長が1週間遅れとの診断|妊娠6~7w

【2022.12.08追記】
こちらの日記に関する妊娠は残念ながら流産となりました。
下記は流産が決定する前の日記となります。
流産に関しては、下記の関連記事をお読みください。

目次

最初は大丈夫と思っていた

こんにちは。

今回も妊娠体験記を
残していこうかなぁと思い、

ブログ執筆を始めます。
今日は2022年11月11日。
ポッキーの日です。

今回の妊娠は、以前流産してから、
約3か月後に発覚となりました。

前回もそうだったのですが、

実は妊娠すると私には、

排卵日以降も情緒不安定に”ならない”という
体調の変化が起こるようで…
(多分プロゲステロンや
エストロゲンが激減しないからかだと思います)

今回もそれで気づきました。

そもそも、タイミングを取った日に、
美しい夕焼けの夢を見て、

「何かが起こるかも」

という予感がしていた矢先、
体調の変化があって、

”これは…絶対に妊娠した!”

という確信に変わりました。

妊娠検査薬をしてみると案の定、
ハッキリと陽線が出て、

あぁ、やっぱり!と喜んだのを
覚えています。

と同時に、なんとなく、今回の妊娠は
前回流産したときとは明らかに違う、

”圧倒的な生命力”を感じていました。

「必ず生きる」

という強い意思を、なんとなく、
赤ちゃんから感じるのです。

だから、きっと今回は大丈夫。

最初はそう、本当に強く思っていました。

またもや排卵のズレとの診断


それから1週間、
5w6dになるまで初検査を待ち、

初検査をしてもらいました。

診察台へ上がり、
先生に内診してもらうと、

胎嚢が確認できました。

しかしちょっとした安堵はつかの間、

先生から、

「サイズは1センチ…
サイズだけでいうと今は4週目か…」

排卵が一週間ずれてたのかもしれませんね

という、以前流産したときと、
全く同じセリフを告げられたのでした。

目の前が、真っ暗になりました。

何故なら、
今回は排卵検査薬を使い、

その日前後しか
タイミングを取っていなかったので、

絶対に受精日が私の計算と、
ズレるはずが無かったからです。

前回も聞いたその言葉。

排卵がずれていたのかも

という言葉。

それは、赤ちゃんの成長が
1週間分遅い。

ということを示唆する他、
なかったのです。

今回こそは、
きっと大丈夫だと、

信じていたのに。

涙をこらえ、診察室へ戻り、
開口第一に、

「排卵日がズレていることは、
今回は絶対にありません。
であれば、もう望みは薄いでしょうか」

とハッキリ聞きました。

ですが、先生は、

「胎嚢は完璧な円では無いし、
見えてないだけかもしれないので、
今は分からないんです。」

「ズレてないと思っても、
ズレていることもありますし…」

というあいまいな答えしか
してくれませんでした。
(まぁ、当然ですよね…)

とにかく1週間後、また。
ということで、病院を後にしました。

夫の待つ車へ戻ると、
こらえていた涙があふれてきました。

「前回と同じことを言われた。」

「私また、流産するかもしれない…」

とわんわん泣きました。

夫も「それは…悲しいね…」
と少し、落ち込んでいるようでした。

この診察結果で、

”生命力を感じる!”

という当初の自信は砕け、
私は完全に、悲観に飲み込まれたのでした。

話しかけると、喜んでる?

それからしくしくと、
ひとしきり泣いたあと、

先生からいったい何を言われたのか、
改めて夫にぽつぽつと話出しました。

すると、それをすべて聞いた夫は、

「なるほど。それは、
本当にまだ分からないんじゃない?」

と冷静でした。

それから、ネットで色々と調べてくれ、
とある記事を見せてくれました。

(どのサイトかは忘れてしまったのですが、)
それはお医者様のブログで、そこには、

「妊娠8~9週目までは個体差があるので、
成長スピードが平均以下でも問題ない」

と書かれていました。

「そう…平均と比べても意味無いのね…」
と少し、私は平常心を取り戻しました。

「そうそう。まだ分からんわ」

と励ましてくれた夫は、
それから私のお腹に手を当てて、

「頑張れ~」

と言ったのでした。

…いえ、正確にはなんと言ったのか、
正直忘れてしまったのですが、

とにかくお腹の子に、
このとき初めて話しかけたのです。

すると、不思議なことに、

お腹を起点として、
私の身体に喜びが満ち溢れました。

嬉しい…

嬉しい…!

これはきっと、赤ちゃんの喜びだったに
違いありません。

これだ、と思いました。

「なんか…すごく喜んでる気がする!
もっと言ってあげて!」

と私は催促しました。

思えば、これまでお腹に来てから、
一度も話しかけてあげたことがありませんでした。

赤ちゃんはその間、独りぼっちで、

寂しかったのかもしれません。
心細かったのかもしれません。

お母さんとお父さんがいるから、
大丈夫だよ。

それから、夫と私、
毎日「おはよう」「おやすみ」と
お腹に手を当てて話かけるように努めました。

話しかけるようになってから、
以前にも増して胸が張るようになり、

つわりのような症状も始まりました。

急にまた、”生きよう”とする力を、
感じるようになったのです。

だからこそ、次の一週間まで、
私は比較的楽観でいられました。

2度目の検診もまた…

「きっと大丈夫。だって、
前回はなかったつわりもあるし、
子宮も膨らんでる気がするから…」

そうして迎えた6w6d。

きっと今日こそ、赤ちゃんの姿が見られる。

と思っていたのに…

結果は胎嚢と、以前は見えなかった
卵黄嚢のみ、でした。

胎嚢は2センチと倍のサイズになっていました。

でも結局、

「サイズでいうと今は5週やね…
排卵がズレてたかな…」

というまた、ハッキリしない診断結果で
終わったのでした。

それが今朝の話です。

性懲りも無く、

「先生、前回もお伝えしたかもしれませんが…
排卵がズレていることは無いんです。
今の状況は良くないでしょうか」

とまた、聞いてしまいました。

それは単に、

本当に、まだ分からないから…
と先生を、困らせただけでした。

家に帰ってからはぼぅっとしていました。

身体が重く、何もする気になりません。

大丈夫、きっと大丈夫。

と考えようにも、その次の瞬間にはまた、

もうだめだ…

という気持ちが波のように押し寄せ、
それを何度もくり返しています。

まだ子供もいないのに、
初産前に2回連続で流産したとき、

私の心は大丈夫なんだろうか。

本当に正直に申し上げると、
もうもたないかもしれません。

とにかく今の私にできる事は、
これからも赤ちゃんに話しかけること。

それしか出来ません。

今後、ネットはもう見ません。

悲観的な誰かの結末をいくら見ても、
実際どうなるかは天のみぞ知ること、ですし。

できる事なら、一息つく間もないほど
忙しくしたい。

でも身体がついていかない。
そもそも忙しくする術も思いつかない。

なんだか色々ともどかしいです。

とにかくこの1週間。
また待ちたいと思います。

どうか生きて。生きて。
強く、願っています。

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